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ティンパニ

  • Y.H.
  • 2017年7月21日
  • 読了時間: 3分

購入してから30年ほど経過している楽器が増えてきました。

経年劣化は仕方のないもの…でも、古くなったから新しい物を買う!

なんて、簡単にいくものではありません。

その代表例がティンパニ。

4台のティンパニを新調しようものなら、その額は軽自動車1台分にもなります。

そこで調整・修理が必要になってきます。

※一番は日頃のメンテナンスであることは言うまでもありません。

 楽器の維持管理にはお金と「愛」が必要です。

今回は、ティンパニのヘッド交換をかねて調整をしてもらいました。(7月19日)

やっていただいたのは、長内企画という打楽器専門に取り扱う業者さんです。

もともとプロフェッショナルパーカッション(打楽器奏者なら絶対知ってますよね?!)で

お仕事をされていて、そこから独立してお仕事されているそうです。

腕は確かです。

いろいろ勉強になりました。

では、調整の様子をちょっとご紹介。

古くなったヘッドを外した状態です。

この状態を見るだけでも「おーぉ」という感じですね。

慎重に倒して、釜の部分を取り外しました。

これまた「すごーぃ!」という感じです。

いろいろな所に圧縮空気をかけて埃(というよりゴミ!)を飛ばしてくれました。

飛んでいく物を見るたび、恥ずかしくなります…。

頼みますよ!日頃の管理!!

釜です。これがティンパニの命ですね。

ピカピカつるつるです。

まだヘッドを乗せただけの状態です。

古くなったヘッドは、本体から外すと伸びきっているのがよくわかりました。

写真の新しいヘッドは真っ平ら。

叩いている間に上がってきてしまったペダルです。

実際の所、ヘッドがへたるとそうなるそうです。

張り替えた後の調整方法も教えてもらいました!

これから、パーカッションの皆さんにレクチャーしなくては…(汗)

張り替えた後は、毎日チューニングとペダルの調整が必要だそうです。

なぜ必要なのかも、丁寧に教えていただきました。

部員に直接お話していただく機会があったらなぁと思いました。

当日は野球応援に行ってしまったので…

底の様子です。

ヘッドを引っ張っているバネの様子が見えます。

楽器のメンテナンスと一言で言っても、

その楽器についての正確な知識が無いとだめなんですね。

自分の担当楽器に興味関心を持つことが正しいメンテナンスにつながるということを

改めて感じされられました。

実際、この楽器、まだまだ使えるそうです。

大事に使っていきましょう。

明日は再び、高校野球の応援です。

応援には気持ちが大事ですが、当日は夕方にオリンパスホールでの本番も待っています。

大切な本番です。

気持ちのコントロールをどれだけできるかで演奏が変わってくるはずです。

これができないと練習した意味合いがどれだけ無くなるか…

球場からホールへの移動中、

気持ちを本番に向けて、どれでだけ切り替えられるかにかかっていると思います。

よく考えて1日を過ごしてください。

今回は以上です。


 
 
 
©meihachi winds ensemble.
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